当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。広告掲載方針
実家・空き家のこと

空き家管理のチェックリスト|実家の点検と遠方からの管理

住む人がいなくなった家も、点検と手入れが必要です。無理なく続けるには、確認する場所、家族ができる作業、専門家へ任せる作業を決め、記録を残すことから始めましょう。

出典・確認日を見る ↓
この記事の目次
  1. 訪問する前に、管理の予定を決める
  2. 現地で確認する場所と、記録すること
  3. 掃除・換気・水回りは、家の状態に合わせて
  4. 点検間隔と、天候後の確認を決める
  5. 遠方なら、外からの点検と室内の管理を選んで依頼する
  6. 管理が続かなくなったら、家の方針を見直す

訪問する前に、管理の予定を決める

空き家の管理は、一度大掃除をすれば終わりではありません。季節や建物の状態に応じて点検し、傷みを見つけたら対応する流れを作ります。国土交通省は、所有者が行う点検や手入れの例を管理指針で示しています。基本指針の所有者による管理の項(PDF・26ページ以降)

訪問日、同行者、鍵の所在、緊急時の連絡先を共有しましょう。久しぶりに入る家では、明るい時間に外から状態を見て、立入りの安全を確認します。大きな傾き、崩れかけた塀、床の著しい傷みなどがあれば、無理に近づかず自治体や専門業者へ相談します。屋根や高い枝などの作業を家族だけで引き受ける必要はありません。

現地で確認する場所と、記録すること

次の表は日常の目視確認を整理したものです。専門的な建物診断の代わりにはなりません。前回と同じ位置から写真を撮ると、変化に気づきやすくなります。

場所確認すること残す記録
屋根・外壁外から見える欠損、ずれ、はがれどの面に、何が見えたか
窓・玄関破損、施錠、不審な出入りの跡鍵や建具の不具合
室内天井や壁のしみ、床の変化、におい部屋名と前回との差
水回り漏水の形跡、排水設備の状態水道の契約・元栓の状態
庭・敷地雑草、枝の張り出し、ごみ、動物の跡手入れした範囲と残る作業
塀・擁壁傾き、ひび、排水の詰まり遠くから撮った位置の分かる写真
郵便受け郵便物の滞留、重要な通知対応が必要な差出人と期限

分からない変化は「問題なし」とせず、「確認が必要」と記録します。写真を撮るために危険な場所へ入ったり、隣地へ無断で入ったりしないようにしましょう。写真の共有先は管理に関わる家族や依頼先に絞り、家の場所や鍵の情報を公開しないようにします。

掃除・換気・水回りは、家の状態に合わせて

安全にできる範囲で、ごみや郵便物の整理、室内の換気などを行います。排水口の水が減るとにおいなどの原因になるため、水回りの状態も確認します。具体的な水の扱いは設備や水道の契約状況によるので、管理業者や水道事業者に相談してください。凍結する地域では冬の対策も必要です。

電気・水道を続けるか止めるかは、必要な設備や管理方法によって変わります。使い続けると料金だけでなく漏電・漏水への対応も考える必要があります。停止する場合も、警報設備などに影響がないか、管理上どの作業ができなくなるかを確認しましょう。国土交通省の管理受託ガイドラインでも、契約状況を確認して扱いを決める考え方が示されています。管理受託のガイドライン(PDF)

帰る前は窓と玄関、照明や使用した設備、鍵を確認し、最終確認をした人を記録します。家族が交代して訪問しても、次の人が状態を追えることが大切です。

点検間隔と、天候後の確認を決める

必要な点検の間隔は、立地、築年数、季節、傷み方によって異なります。月に一度の点検で必ず十分という全国共通の基準としては扱わず、初回の点検結果をもとに予定を決めましょう。台風や大雨、大雪の後にだれが状態を確認するかも決めておきます。危険な天候の中で現地へ向かう必要はありません。

家族用の記録は、日付、担当者、気づいた点、写真、実施した作業、次にすることの六項目があれば始められます。例えば、雨の後に二階北側の天井にしみを見つけた場合は、発見場所、写真の保管先、修繕業者へ確認を依頼することを書き残します。次の行動につながる書き方にしましょう。

遠方なら、外からの点検と室内の管理を選んで依頼する

往復の時間や交通費が大きい場合は、管理サービスを使う方法があります。国土交通省も、自分での点検や補修が難しい場合は管理業者などの利用を案内しています。空き家管理の案内

  • 敷地の外観だけか、室内へ入る作業も含むか。
  • 訪問回数、写真付きの報告、異常時の連絡方法。
  • 草刈りや修繕は基本料金に含まれるか、別料金か。
  • 追加作業を依頼する前に、だれの承認を受けるか。
  • 鍵の預かり方、破損などが起きた場合の対応、契約終了時の返却。

依頼前に現在の状態を共有し、最初の報告を見て必要な項目がそろっているか確認します。管理契約をしただけで全ての故障や被害を防げるわけではないため、気になる点を報告された後の修繕判断も家族で担います。

管理が続かなくなったら、家の方針を見直す

忙しさや体調の変化で訪問が難しくなることはあります。未実施の点検が重なる前に担当や委託範囲を変え、それでも難しい場合は家の活用や売却も検討します。実家の四つの選択肢を見ながら、費用と負担を定期的に話し合いましょう。

出典・確認日

本文の制度説明は、以下の公式情報を確認して整理しています。手続き前に、提出先の最新の案内もご確認ください。